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うはwwwwwwをkwwwwとかもう言いません


by Gosyun01
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昨日の出来事。


大阪に帰ってきてそのまま仕事に入った私は
ひどい頭痛を感じていた。

さすがに体に無理がきているのかな・・。
もう歳だし・・・。

昼休憩も終わり未だ本調子が出ない自分に苛立ちを覚えずにはいられない。

おかしい。

むしろ首の筋が痛くなってきた。

首?

いや・・

こりゃ歯だ

奥歯だ。

奥歯の痛みがこの首筋の痛みとダルさと止まない偏頭痛を引き起こしているんだ。

かといって、原因を突き止めてみたものの

解決法が見あたらない。


今現在痛いのに。

その日はもう最悪だった。

最後まで集中力が出ずじまい。

いつもなら、夜更かしが日課になっている私もそんな元気などない。

早めに寝ることにした。しかし痛くて熟睡はできなかったが。


翌朝、いつもより早く家を出た。
勤務地近くにある歯科に予約を取りに行くためだ。

が、意外にもそのまま診察をしてくれるという。
願ったり叶ったりだ。

受付を手短に済ませ、医院の一番奥の部屋まで誘導される。

私が虫歯を患ったのは、たしか3年前。
まだ生活に苦しんでいるときだ。毎月の支払い、その日食べるだけの食費、
そんなものに頭を悩ませていた時、歯の詰め物が取れた事などに気をとめる余裕があるはずがなかった。
そして事態は悪化。
多分、前に診た歯医者がヤブだったのだろう。
詰めただけなのだ。もちろんアフターフォローもあるはずがなかった。

封が解けた虫歯菌は一気に私の歯を溶かしだした。
最初、激痛で涙が出た。
しかし、自分のポストを守るため、過剰な責任感、自己管理不足の露呈への不安感。
それらを杞憂し、ひたすら我慢した。

あぁ・・あの時、少しの時間を貰って歯科に行っていれば・・・。

やがて痛みにも慣れてきた。
これがまたまずい。
我慢できるとなるととことん我慢してしまう性格で、
新しい痛みもひたすら我慢してしまった。

どんどん悪くなる歯。
やがて、時間が出来るようにはなった。

ただ、

見せれない・・・。
単純に恥ずかしかったのだ・・・。

もし歯医者に診せたとする。すると確実にこう言われただろう。
「よくここまでほっておきましたね!」
分かってるんだよ・・。
そんなことは言われなくても分かってる。

酷いから困ってるんじゃないか・・・。

だが今は違う。

もう恥ずかしくはない。
色々学んだし、考えるようになった。
以前よりは成長したのだ。

そして歯科医に奥歯一本を抜歯することを
告げられる。
もう迷いはない。

施術がはじまり驚いた。
麻酔技術がここまで発達しているとは思わなかった。
全く痛くない。
それとも余程前の医者がヤブだったのか。
こんなことに驚いている自分がやけにおもしろかったのを覚えている。

何をどうやっていたのかは分からない。
たまに顔が浮くぐらい持ち上げられることもあった。
耳をつくあの独特で嫌な音もしていた。

そして、おもむろに起こされる。

把握できていない。
そんな自分を感じたのか、医者が終わりを告げる。

びっくりした。

この人は任せても安心できる。

そう思った。

恐る恐る奥歯に舌先をあててみる。


無い・・!

そして、痛みや、先ほどの偏頭痛も、


無い・・・!!!

多少の血の味がするがそんなことはどうでも良かった!

いままで溜めてきたストレス・コンプレックス、全て取り去られた気分だ!

なんて清々しいんだろう!

悩んでいた自分が馬鹿にみえる!

医者は私にこう話した。
「これで終わりじゃありませんからね。きっちりと
直していきましょう。」

凄く前向きに聞こえる。感性にまで影響を与えるとは、健康とはなんと素晴らしいものだろう!



そして私は病院を後にし、店へ向かった。

まっすぐな道。もう先ほどの歯科医院が見えなくなる。
私は一端立ち止まり振り返った。

ガラスの窓から先ほどの歯科医が見える。


聞こえるはずは無いのは、分かってる。
ただ言いたかった。







「うはwwwwwwwwwwwwwwwwをkwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
by Gosyun01 | 2005-07-21 18:22